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パソコン選びで失敗しない!スペックなど購入前に押さえておくこと

つい先日、パソコンを新しく買い替えました。
これまでに3台買い替えており、これは4台目になります。

私はWEBのコーディングやデザインを仕事にしていますが、これらの仕事は全てパソコンを使用するため、パソコンの性能や使い勝手の良し悪しが、仕事のはかどり具合に大きく関係します。

これまでの3台の購入は、自分的に動作や価格の面で「失敗」ばかりだったので、今回の買い替えでは失敗しないように、色々調べて勉強してから購入しました。
その結果、自分にとって最適なものを購入できた、と感じています。

現在、快適なパソコンライフを送っているので、これからパソコンを購入しようという方が、「失敗」をしないように、パソコン選びをする際のポイントを、記事にしようと思います。

私の実体験を元に記事にしていきますので、同じような仕事をされている方は、ぜひ参考にしてみください。

1.パソコンの用途を明確にする!

まずパソコンを購入する際に、主にどんなことにパソコンを使用するのか、その用途を明確にする必要があります。

なぜならパソコンは、スペックが高ければ高いほど価格が上がります。
高い価格で高スペックのパソコンを購入しても、使用用途によってはそれほど高スペックでなくても、充分な場合があります。
その場合、そのスペックを生かすことが出来ずにもったいないですし、無駄にお金をかけたことになってしまいます。
ですので、使用用途に合わせたスペックを選ぶことで、価格を抑えた、自分にとって最適な買い物ができることになります。

下記に、主なパソコンの用途をあげてみます。

  1. 文書作成やメール、ネットサーフィンに使う
  2. スマホやデジカメで撮影した写真や動画などの保存や閲覧に使う
  3. 画像編集やイラスト作成などに使う
  4. 3Dゲームや動画編集などに使う

上記の用途は、下へ(4へ)行けば行くほど、高スペックのパソコンを選んだ方がいいです。
自分の用途が、上記4項目のどこに当てはまるかで、選ぶパソコンが違ってきます。

私の場合は、3に当てはまります。
文書作成やメールの他、写真や動画などもたくさん保存したい、更に画像編集やイラスト作成(これがメイン)にも使いたい、というものです。

2.デスクトップかノートパソコンか

ノートパソコンは小さくて持ち運べる、デスクトップは据え置きのみ、と見た目の特徴だけでなく両者にはいろいろと違いがあります。

ざっくりデスクトップとノートには、下記のような違いがあります。

デスクトップ ノートパソコン
  • ノートやタブレットより低価格で高性能なPCを買える!
  • ノートより壊れにくい
  • ノートより修理しやすい
  • モニターやキーボードなどを含めて場所をとる
  • 持ち運べない
  • スペックに対してデスクトップより割高になる
  • デスクトップより壊れやすい
  • デスクトップより修理しにくい(部品の交換などがしにくい)
  • 場所をとらない
  • 持ち運べる

デスクトップタイプには、モニターとパソコンが一体となったタイプもあります。
一体型のタイプは、ノートパソコンの特徴が当てはまります。

私は個人的に持ち運ぶことがないなら、断然デスクトップの方がいいと思っています。
デスクトップの方が、ノートよりメリットが多いからです。

モニターとパソコンの一体型は、あまりおすすめしません。
デスクトップのように据え置きしか出来ず持ち運びが出来ないのに、デスクトップのようなメリットはありません。
実は以前、一体型のパソコンを使っていました。
購入して5年くらいだったのですが、ある日突然壊れて、自宅に業者さんに修理に来ていただきましたが、やむなくそのまま処分・・・という苦い経験をしたことがあります。
一体型を購入した理由は、主に見た目、それといろいろ保存したいのでストレージの容量が大きいとか、そんな程度で選びました。
一体型のパソコンって、ちょっとスタイリッシュで部屋になじみそうな気がしたんですよね。

その結果、起動も全体的な動作も遅く、あげくに突然壊れる、という最悪の経験をしました。
その時のことが教訓となり、パソコンについてスペックなどを勉強して、しっかり自分に適したものを購入しようと思うようになりました。

その時のことは記事にしてあります。

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3.スペックについて

スペックで押さえておきたいポイントは、最低限下記の3つです。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. ストレージ

3-1.CPU(プロセッサー)

パソコンショップなどで店員さんに
「このパソコンは、Core i5だからサクサク動きますよ」
とか言われたことはないでしょうか。

CPUは、パソコンの頭脳にあたります。
計算や制御・命令などを行っている部分で、CPUの性能がいいと処理能力が高く、パソコンの動きが速くなります。
そして性能のいいCPUであればあるほど、高額になります。
ですので、パソコンの使用用途に合わせたCPUを選べば、自分にとって適切な価格のパソコンを選ぶことになり、無駄に高いパソコンを買わなくてすみます。

CPUの製造メーカーは、インテル社とAMD社が有名です。
私はたまたまですが、インテル社のパソコンしか買ったことがありませんが、インテル社は世界1のシェアを誇ります。

インテル社のCPUの種類には下記のものがあり、CeleronやPentiumなどは低価格のパソコンに搭載されています。
以前、Celeronのノートパソコンを使用していたことがありますが、動作が遅く、ネットの閲覧やメールぐらい(それも下手したらきつい)でしか使用できませんでした。
文書作成や大きめの画像の閲覧などをする場合は、Core iシリーズ以上にした方がよさそうです。

  1. Celeron ( 機能を抑えた廉価版 )
  2. Pentium ( 低機能で低価格 )
  3. Core i3 ( メールやネットサーフィン、文書作成など )
  4. Core i5 ( 文書作成など一般的な使用なら充分に対応)
  5. Core i7 ( 画像編集や複数のウィンドウを開いたマルチタスクの実行にも対応 )
  6. Core i9(3Dゲームなどパワーを要するアプリなどにも対応、高速高機能高価格)
  7. Xeon ( 企業向け超高性能 )

今回私が購入したパソコンのCPUは、Core i7 6700です。
6700の最初の6は世代を表しており、IntelのCore iシリーズはそれぞれ、第一世代から第九世代まであります。



Core i3 第一世代から第九世代
Core i5 第一世代から第九世代
Core i7 第一世代から第九世代


CPUの性能は世代も重要で、Core i5でも世代によってはCore i7の初期の世代より高性能な場合もあります。

またメーカーを問わず、CPUの性能を見るべきポイントに、コア数とスレッド数、動作周波数があります。
これは多ければ多いほど高性能です。
CPUの性能を比較できる下記サイトなどで、検討しているパソコンがあったら購入前にチェックしてみるといいと思います。

参考リンク

下記は外部サイトにリンクしています。

PC自由帳:CPU性能比較表(コア数やスレッド数、価格まで載っています。)

PASS MARK SOFTWARE:CPU Benchmarks(ベンチマーク式で比較しやすいです。)

3-2.メモリ

メモリは、データやプログラムを一時的に記憶するところです。

パソコンの記憶装置にはハードディスク(HDD)がありますが、このハードディスクは、長期的な保存のために使われるものです。

パソコンの内部処理の話になりますが、データを使用する度に、毎回ハードディスクまでデータを呼び出しに行っていては処理が大変です。
ですので、一度ハードディスクから呼び出したデータは、一時的に呼び出しやすい場所に記憶しておきます。
その一時的に記憶しておく場所が、メモリです。

パソコンの動作はCPU、HDD、メモリが密接に絡んでおり、よく下記のように例えられます。

  • CPUは作業する人、この人が有能だと作業スピードは当然あがります。
  • HDDは、棚。棚が大きいと、たくさんのものを保存できます。
  • メモリは机。机が広いと棚から出してきたものを多く置くことができ、すぐに取り出せ同時にたくさんのことができます。

メモリは、大きめの方が複数のアプリを開いたマルチタスクなどにも対応できるため、CPUの性能が良ければ尚更、少々格下のCPUを搭載した場合でも、メモリは大きめにしといた方が動作が遅い、フリーズするといったことが防げます。

3-3.ストレージ

ストレージとは、データを長期的に保存する記憶装置です。
ストレージには、HDDと最近急速に普及してきたSSDとありますが、両者には下記のような特徴があります。

HDD(ハードディスクドライブ)とは

従来より使われていた記憶装置。
衝撃に弱く、消費電力が比較的大きい。
容量当たりの単価が安い。

SSD(ソリッドステートドライブ)とは

最近急速に普及してきた記憶装置。
衝撃に強く、発熱、消費電力が少ない。
読み書きの速度が非常に速く、作動音がない。
HDDより高価。

私は内臓ストレージをSSDで480GBにして、HDDは外付けで2TBと、SSDとHDDを併用しています。
内臓ストレージをSSDにしたことで、パソコンの起動が驚くほど速くなりました。
両者の使い分けとしては、OSやアプリなどのデータはSSD に保存して、写真や動画、音楽などの個人的なデータは、容量も大きいですし、パソコンを買い換えた時にデータの移行が楽なように外付けのHDDにしました。

現在、画像編集などのアプリを入れており、快適に動作していますが、今後まだまだ多くのアプリを入れる可能性があるので、SSDの容量は480GBではちょっと小さかったかなと思っています。

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4.OSとbit数

OSは基本的に最新のものがいいです。
その理由は、古いものから順にサポートが終わっていき、機能の追加や性能の向上が行われなくなってしまうからです。

bit数は、「32bit」と「64bit」で選択可能ですが、この違いは一度に処理できる情報量の違いです。
bit数で重要なことは、32bitだと、メモリは4GBまでしか使えません。
ですので、メモリを先々8GBや16GBに増設する可能性がある場合は、「64bit」にしておいた方がいいです。

最後に:私がパソコン選びに失敗してきた理由

用途に見合うパソコンを、選択できていなかった。

私がパソコン選びに失敗してきた理由は、これに尽きると思います。
私はデザイナーという仕事柄、写真など容量の大きな画像ファイルを保存することが多いです。
ですので、パソコンを選ぶ際、とにかくたくさん保存できて(つまり記憶容量が大きくて)、それでいてより安いもの、という視点で選んできました。

その結果、たくさん保存はできるけれど、安価なため画像編集をするにはCPUの性能やメモリが足りず、動作の遅い、使い勝手の悪いパソコンばかりを購入していたのです。

結局、パソコンを購入する際にもっとも大切なことは、使用用途をまず決めるということです。
その上で、パソコンショップに行けば、接客してくれる店員さんも適切な商品をすすめてくれると思います。
店員さんによっては売り上げをあげたくて、オーバースペックの高額商品をすすめてくる可能性もあります。
それに流されずに適切な判断をするために、ここであげたCPU、メモリ、ストレージの3つをある程度勉強して対応することが必要です。

この記事がお役にたてると幸いです。

【番外】パソコン時短技

知ってるか知らないかだけで作業スピードが全く違うので読んで損のない本。

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【番外】エクセルを極める!

 
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